日本の文化としての家づくり、「木を使い、家を造る」
昔は当たり前だった家づくりが、今 失われつつあります。今は、職人の技術がなくても工業化製品で既製品の部品を組み立てて、家を作ることが出来る時代です。
「家づくり」という言葉も、もしかしたら古いのかもしれません。テレビやインターネットでは既製品で組み立てた家を、一つの商品として販売しているように見受けられます。
「家を買って、そこに住む」
違和感のない言葉だと思う方の方が多いのでしょう。
しかしながら、私たちの考える「家」というのは、住む人と造る人が一緒に創り上げていくものだと考えています。
人の個性が 一人 一人違うように、家も 一棟 一棟違うのが当たり前、
住む人の話を聞き、住む場所を知り、住む人の思いを形として一緒に創り上げていく。
既製品では当てはまらないものを職人の技術によってより良い形を創造していく。
そのために、木の匠であり、家の匠であることが必要と考えています。
人と向き合い、木と向き合い、家と向き合う・・・
そんな家づくりをしております。